2020年03月01日12時12分
２月２９日、米サウスカロライナ州コロンビアで、笑顔で演説する民主党のバイデン前副大統領（ＡＦＰ時事）
【コロンビア（米サウスカロライナ州）時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第４戦、南部サウスカロライナ州予備選が２月２９日、行われた。中道派バイデン前副大統領（７７）が大差で初勝利を確実にした。序盤戦で惨敗が続いたバイデン氏は、今後の戦いに望みをつないだ。
第４戦は３月３日に迫る指名争いのヤマ場、スーパーチューズデーの「前哨戦」として注目された。
バイデン氏は支持者を前に「つい数日前、われわれはメディアや評論家から『死んだ』と言われた。だが、あなた方のおかげで大勝利を収め、ぴんぴんしている」と勝利宣言した。
開票率６５％時点の得票率は、バイデン氏が５０．０％でトップ。指名争いの先頭を走る急進左派サンダース上院議員（７８）は１８．８％と大差をつけられている。慈善活動家のステイヤー氏（６２）が１１．６％で続き、ブティジェッジ前サウスベンド市長（３８）は４位の７．９％。
2020-03-01 03:12:00Z
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