夏の高校野球「やるつもりで準備」 運営方法など課題山積 - 秋田魁新報

2020年4月22日 7時36分 掲載

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昨夏の高校野球秋田大会開会式で整列する各校の選手たち＝秋田市のこまちスタジアム

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で、高校野球では全国９地区の春季大会、全４７都道府県大会が中止（沖縄は途中で打ち切り）になった。政府の緊急事態宣言の対象地域は全国に拡大し、球児を取り巻く環境は厳しさを増している。甲子園大会の開催が不透明になる中、秋田県高野連の久米信彦理事長が全国選手権秋田大会の運営方法などについて語った。

　県高野連は今月４日、東北で最初に春季県大会と地区大会の中止を決定した。１１日には東北大会の中止も決まった。県大会の中止は初めてで、選手は春の公式戦を１試合も経験しないまま夏に向かうことになった。久米理事長は「選手たちが気の毒なのはもちろんだが、指導者が選手のモチベーションをどう上げていくのかという難しさもあるはず」と気遣う。

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