生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができるふるさと納税。手続きをすると、自己負担額の2000円を除いた金額が所得税及び住民税から控除される。
実質自己負担金2,000円で自治体から特産品や宿泊券などがもらえる仕組みだ。
このふるさと納税だが、実は、いくつかの工夫をすることでよりお得に利用することができる。
今回は、「ふるさと納税をポイント増量で賢く利用する方法」を紹介する。
ふるさと納税を賢く利用するコツは？
ふるさと納税は、実質負担金2000円で特産品や宿泊券などがもらえるのが魅力だが、実質の負担金が2000円あることがある意味ネックであるともいえる。
ふるさと納税を行うなら、できればこの実質負担金を限りなくゼロ円にできるように工夫して納税したい。
ふるさと納税の実質負担金を減らすために、筆者がオススメしたいことは以下の３つだ。
１．ポイントサイトを経由してふるさと納税を申し込む
２．各決済のキャンペーンに注目する
３．クレジットカードの還元率に注目する
以下、各詳細を紹介する。
ポイント１．ポイントサイトを経由してふるさと納税を申し込む
ポイントサイトを経由してふるさと納税を申し込むだけで、還元されるポイントを増量することができる。
■ハピタス（１Ｐ＝1円）
ふるなび 還元率1.4％
さとふる 還元率3％
au PAY ふるさと納税 3％
■モッピー（１Ｐ＝1円）
ふるなび 還元率1％
さとふる 還元率3％
au PAY ふるさと納税 8.5％
■ポイントタウン（20Ｐ＝1円）
ふるなび 還元率0.5％
さとふる 還元率2.5％
au PAY ふるさと納税 2.5％
■ライフメディア（1Ｐ＝1円）
ふるなび 還元率0.5％
さとふる 還元率1％
au PAY ふるさと納税 4％
今回紹介したのはふるさと納税サイトのうちの一部の還元率のみだ。利用しているふるさと納税サイトが該当するかは別途確認しよう。
ポイント2.各決済のキャンペーンに注目する
例えば、楽天市場なら、毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍のキャンペーンを行っている。つまり、5と0のつく日にふるさと納税をするだけでポイント還元率が上がるというわけだ。
au PAY なら2020年10月20日から2021年1月1日までＰｏｎｔａポイント1％還元キャンペーンや、買い物で最大15％ポイントが還元される「お買い物特典プログラム」の還元率が1％上がる条件として「au PAYふるさと納税寄付（毎月5000円以上）」という項目が追加されている。
ポイント3．クレジットカードの還元率に注目する
例えば、Visa LINE Payクレジットカードは、2021年4月30日までは基本還元率1%に対し還元率が3倍になっている。
ポイントサイトや、各決済のキャンペーンを利用してふるさと納税を行うのが面倒なら、そもそもポイント還元率が高いクレジットカードを利用して決済するのもよいだろう。
ふるさと納税の負担金がゼロになる支払い方法を選ぼう
5万円のふるさと納税を行った場合、クレジットカードのポイントの還元率が1％だと500円相当のポイント還元にとどまる。しかし、上記のような方法を用いてふるさと納税を行えば、ポイント還元率を10％前後まで上昇させることも充分に可能だ。
ポイントの還元率が10％になれば、5万円のふるさと納税で5000円相当が還元されることになり、実質負担金の2000円をはるかに超えることになる。
よりお得にふるさと納税をしたい人は参考にしてみてほしい。
※データは2020年12月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品・サービスのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文／家計簿・家計管理アドバイザー あき
著書に「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 （講談社の実用BOOK）」「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿（秀和システム）」他
「2年で350万円貯めた！ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」
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December 05, 2020 at 08:32AM
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