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学校の「準備ができない子」を変える決定的方法 - 東洋経済オンライン

「できなくて当然」だが、やり方はある

学校の準備ができないと悩む親御さんは少なくありませんが……(写真:Fast&Slow/PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

小学校6年生の男の子がいます。うちの子は、準備ができなくて困っています。翌日の学校の準備も宿題も私が言わないとやりません。このままずっと私が言い続けることになると思うと気持ちがなえてきます。今後、準備ができない大人になってしまうのではないかと心配です。どのような声かけをしたら、自分から準備できる子になるでしょうか。

(仮名:大山さん)

子どもは過去や未来には、意識がほとんど向かない

自主的に準備ができるようになれば、それはとてもすばらしいことです。大人でもできない人が少なくない中で、人から言われなくても自分でしっかりと準備できる子は、理想的かもしれません。

しかし、筆者が32年間、子どもたちを指導してきた経験から見えてきたのは以下のことです。

「子どもは時間の概念を持っていないため、準備は自主的にはできない」

これを聞いて、驚くかもしれません。「うちの子は時計が読めるし、時間はわかっている」と言われる方もいるかもしれません。しかし、時間の概念を持っていないとはそうした意味ではなく、「時間軸を持っていない」という意味なのです。

わかりやすく言うと、子どもたちが感じることができるのは「現在」であって、過去のことや未来のことには、意識がほとんど向きません。ですから自らの意思で、過去の失敗を繰り返さないようにするとか、先を予想して今準備するということが難しいのです。ただ、目の前に楽しいことがあれば、それをやりたいし、つまらないことがあれば、やりたくないと反応するだけで、極端な話、現在にのみ生きていることが少なくありません。

しかし、大人になると嫌でも、過去や未来を意識します。過去の出来事を引きずったり、未来を憂いたりするということはその典型です。子どもの場合は、よほど強烈な出来事や衝撃的な経験がある場合を除いて、現在にのみ焦点を当てて生活していると言っても過言ではありません。

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