国の特別天然記念物で絶滅危惧種の二ホンライチョウのひなの一般公開が、全国で初めて那須どうぶつ王国で3日から始まりました。 一般公開が始まったのは、今年7月に生まれた二ホンライチョウのひな4羽です。 現在の体重は100グラムから300グラムほどで、一番大きなひなでも大人のライチョウの半分ほどの大きさです。 4羽とも好奇心旺盛で、展示スペースの中をよちよち歩き回り、その愛らしく元気な姿が訪れた人を楽しませています。 二ホンライチョウは、北アルプスなどに生息する国の特別天然記念物で絶滅危惧種に指定されています。 環境省などは、こうした絶滅危惧種を守るために安全な施設で保護して増やす事業を進めていて、那須どうぶつ王国でも2017年から二ホンライチョウの飼育に取り組んできました。 今シーズンは、親鳥の元で生まれ育つ「自然繁殖」と飼育員が育てる「人工繁殖」であわせて6羽のヒナが順調に育っています。 今回は人工繁殖のひなをお披露目しました。 一般公開することで、ひなを広い環境に移すとともにストレスを減らして自然な行動を促す狙いがあるということです。
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September 04, 2020 at 09:31AM
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ライチョウのヒナ 全国初の一般公開（とちぎテレビ） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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