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モデルのエルザ・ホスクが語る、「恋が長続きする方法」。 - VOGUE JAPAN

──来日は何回目ですか?

数えきれないほどよ。15歳のときにモデルの仕事で1カ月ほど日本に滞在したのが初来日。そのときは母親と一緒に渋谷に宿泊していたんだけど、母は日本が大好きだから私よりもずっと楽しんでいたわ。当時、私はまだ若かったので日本の文化のことをあまり知らず、ヨーロッパとまったく違う日本にカルチャーショックを受けたの。これが当時の私よ。

今見ると本当に幼くて、11歳くらいにしか見えないでしょう? よく母はこんな子を日本に来させたなと思っちゃう(笑)。カルチャーショックを受けつつも初来日で日本に恋をして、翌年の夏の2カ月も、親友と一緒に日本で仕事をして過ごしたわ。今は彼氏が仕事の関係で大阪によく行くので、毎年必ず日本に来ているの。

──あなたの考える東京での理想的なデートプランは?

東京では1日1カ所、「ここ!」という場所や目的を見つけて、それ以外は流れに任せるのが私たち流。日本庭園や美術館に行きたいけれど、1日に全部詰め込むのはせわしないから、ゆったりと街歩きを楽しむのが最高のプランだと思う。

──彼と出かけるとき、スタイリングがマッチするように気をつける? 気にしない?

お互いのコーデがマッチするかどうかというのはあまり気にしないけど、彼のスタイリングをしてあげるのは大好きよ。彼の持っている服を組み合わせて、ちょっとしたスタイルブック的なものを作ってあげるの。彼もそれを気に入って、活用してくれているわ。

「ありのままを受け入れるのが一番」

──彼と付き合って、あなたにどのような変化がありましたか?

お互いまったく違うことに興味があるので、自分の知らなかった世界を知るチャンスを得たこと。例えば私はウィンドウショッピングをしたり、食に貪欲だからおいしい料理を食べるのが大好きだけど、彼はより文化的なことが好きで、工芸マニアなの。訪問先では必ずといっていいほど工芸や民芸博物館に行くから、私もそれまで知らなかった地の歴史を学び、自分の知識が豊になったと思うわ。

──食の担当なんですね。

食に対する冒険心がすごくて、初めての料理もどんどん挑戦したいタイプ。だけど、15歳で東京に初めて来たときは日本食をまったく知らなかったので、撮影現場で朝食におにぎりと緑茶を用意されて、正直どうしていいか分からなかった。それで母と一緒にパスタを食べに行って、どうやらそこが日本的なお店だったらしくナポリタンを頼んだの。ナポリタンが日本オリジナルのパスタだと知った日よ(笑)。それからクセになって、今でも来日するとナポリタンが恋しくなって食べに行くの。

──多忙な毎日を送る中で、恋人と良好な関係をキープする秘訣は?

私よりも彼の方がずっと忙しいから、私がいつも彼の帰りを待っている感じ。もちろん私も1カ月ほど家を留守にすることもあるけど、お互いに仕事のことには口を出さないというのがカギかな。そしてお互いを尊敬して、個性を尊重すること。彼と出会う前に付き合っていた人とは、私が幼かったこともあってなんでもお互いの思い通りにしようとしてうまくいかなかった。今の彼にだってもちろん直してほしいこともあるし、彼にも私の気に入らない部分もあると思うけど、人の性格なんて無理やり変えられるものじゃない? たまに挑戦してみるけど、ストレスがたまって終わり。そんな私を見て、彼は「お互いに今のままでいいじゃない」と言ってくれる。やっぱりありのままを受け入れるのが一番なのよね。あとは二人の関係を楽しむことだと思う。

<左から>ドクター・バーバラ・ストラム(DR. BARBARA STURM)のトラベルセット、コサス(KOSAS)のウェット・リップオイル・グロス。

──コスメポーチから、普段のメイクに欠かせないBEST3アイテムを教えてください。

ドクター・バーバラ・ストラム(DR. BARBARA STURM)のトラベルセットは、必要なものがすべて入っているからとても便利。その中から、まずアンチポリューションドロップ(アンチ環境汚染)。これは環境汚染から肌を守ってくれるスーパードロップなの。次にお気に入りのスーパーアンチエイジングセラム。そして最後に顔色を整えてくれるグロードロップ。メイクの上からもつけられて、水分や栄養を補給してくれるからマルチに使えるの。もう1つおまけでクリーン・ビューティブランドのコサス(KOSAS)のウェット・リップオイル・グロス。リップバームとしてもグロスとしても使える優れものよ。

──普段のビューティールーティンは?

異なる洗顔料で2回洗顔。最初はディープクレンジングで毛穴の奥まで汚れを取り、それから普通の洗顔料で再度ウォッシュ。その後、化粧水を丁寧に肌に浸透させてから、セラムの登場。アンチエイジング、ヒアルロン酸を使うことが多いわ。朝だったら、必ず最後に日焼け止めで仕上げている。

──美に対するアプローチは、人生経験を経てどのように進化しましたか?

若いころは肌の悩みなんて何もなかったけれど、年齢を重ねるごとに顔も変わるし、肌が重力に逆らえなくなってきたのを日々実感している。以前はどんな化粧品を使ってもまったく問題なかったけど、2年くらい前からそうもいかなくなってきて、コスメにもスキンケアにもよりこだわるようになった。一方で、年齢を重ねることで自分に自信を持てるようになったのも事実。周りの目があまり気にならなくなった。昔は肌のコンディションが悪いと、「みんな私を見てどう思うだろう?」とか心配ばかりしていたけど、今は誰にでも起こることだし、完ぺきな人なんていないんだから、「調子の悪い私も私よ」と割り切ることができる。それで人生がずいぶん楽になったわ。

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Photos: Kohey Kanno Interview & Text: Rieko Shibazaki

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