「アフターコロナ」「ウィズコロナ」の時代のスポーツ観戦について考えてみる。スタジアムやアリーナでの観戦方法は、大きく変わるだろう。ビール片手に大声で声援を送ったり、ジェット風船を一斉に飛ばしたりするのも、感染リスクの高さを考えると、ご法度になりそうだ。
いったい、どう変わるのか。プロ野球広島の本拠地、マツダスタジアム(広島市)などの設計や監理に携わってきた追手門学院大社会学部の上林功准教授(スポーツ文化学)は「将来的には、スタジアムやアリーナの構造すら変わりかねない」と指摘する。
例えば、観客席での社会的距離(ソーシャルディスタンス)。上林准教授によると、今のスタジアムの観客席は1人当たり約0・5平方メートルの密度で設計されており、感染を防ぐ距離を保つには、1人当たり3~3・5平方メートルにする必要がある。すると、収容できる人数は6分の1から7分の1程度に減るのだという。
そうした間隔で観客席を配した施設が誕生するのは、しばらく先。現状の施設でコロナ対応をして収容人数が減れば、入場料収入が大幅に減少する。補うには、チケットの単価を上げる必要がある。もしかしたら、新しい生活様式でのスポーツ観戦は、高価で高級な娯楽になりかねない。
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ただ、やみくもにチケット価格を値上げしても、値段に見合う価値がなければ、逆にファン離れを招く。大切なのは、試合以外にどんなサービスを付加できるか。専属のコンシェルジュによる豪華な食事の提供だったり、ソファなどを備えた快適な環境での観戦だったり…。施設の運営主体やイベント主催者には、ホスピタリティーの発想が、今まで以上に必要となる。
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June 02, 2020 at 07:00AM
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【スポーツ茶論】コロナ共生時代の観戦方法 北川信行 - 産経ニュース
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