「PASMO」のApple Pay対応がついに開始、定期券購入方法など明らかに - 価格.com

2020年10月06日　10:31

PASMO協議会は10月6日、「Apple Pay」での「PASMO」サービスを開始した。

同協議会では、今回の対応によって「手持ちのiPhoneやApple Watchを使って、交通系ICカードのPASMOと同様に、電車やバスの交通利用や電子マネーでの買い物が行えるようになる」と案内している。

さらに、サービス概要についても発表。その内容は以下の通り（2020年10月6日発表時点）。

■「Apple Pay」の「PASMO」サービスの概要

iPhoneやApple Watchで「PASMO」を利用することで、券売機を操作したり、現金を扱うことなく、非接触でチャージや定期券の購入を行えるようになる。100以上のPASMO鉄道・バス事業者だけでなく、相互利用を行う全国の各エリアでも利用できる。

■対応端末

「iOS 14」をインストールするiPhone 8以降、または「watchOS 7」をインストールするApple Watch Series 3以降。

■始め方

「iOS」の標準アプリである「Wallet」アプリを開いて、手持ちのPASMOカードをiPhoneやApple Watchに移行することで、定期券やチャージ残額などもそのまま利用できる。PASMOカードがない場合は、「Wallet」アプリや「PASMO」アプリより、新しい「PASMO」をデジタル発行できる。

■チャージや定期券の購入

普段使用するクレジットカードを「Wallet」アプリや「PASMO」アプリに設定すれば、チャージや定期券の新規購入、継続購入を簡単に行える。また、PASMO加盟事業者や関連会社が発行するクレジットカードをオートチャージカードに設定すると、当該カードの特典も利用できる。

■定期券販売事業者

「Apple Pay」の「PASMO」で購入できる定期券は、以下の鉄道事業者（乗車駅となる）およびバス事業者。乗車駅が「Apple Pay」のPASMO定期券発売事業者であれば、途中の経路および降車駅が「Apple Pay」の「PASMO定期券非発売事業者」（Suica事業者を含む）でも連絡定期券の購入が可能。

・鉄道事業者（乗車駅となる）19社局

小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、相模鉄道、首都圏新都市鉄道、新京成電鉄、西武鉄道、千葉都市モノレール、東急電鉄、東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道、北総鉄道、ゆりかもめ、横浜高速鉄道、横浜市交通局、横浜シーサイドライン

・バス事業者16社局

江ノ電バス、小田急バス、川崎市交通局、川崎鶴見臨港バス、関東バス、京王電鉄バス、京成バス、西武バス、相鉄バス、立川バス、東急バス、東京都交通局、東洋バス、西東京バス、日立自動車交通、横浜市交通局

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