カーライフ[2020.06.19 UP]
大型特殊免許で運転できる車とは?取得方法から費用目安までを解説!
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普段から乗用車を運転していても、「大型特殊免許」でどのような車両を運転できるか即座に答えられる方は少ないかもしれません。
ここでは、大型特殊免許の取得によってどういった車両が運転できるのか、また、作業内容によって別の免許が必要になる場合なども併せてご紹介します。
この記事の目次
そもそも大型特殊免許とは?
大型特殊免許とは、ホイールローダー、クレーン車、ブルドーザーなどの特殊な大型自動車で公道を走るための免許です。
大型特殊免許を取得すると、全長12m以下×全幅2.5m以下×全高3.8m以下の特殊車両が運転でき、小型特殊自動車や原動機付自転車の公道運転も可能になります。
公道走行と特殊操作では必要な免許が違うので注意
大型特殊免許は、あくまで公道を走行するために必要な免許です。特殊な大型自動車の運転の場合、実際には公道を走行し、現場で作業をすることになるでしょう。
作業をする場合は、その作業に合った作業免許(講習)が必要になります。
・フォークリフトで作業をするには、フォークリフト運転技能講習
・移動式クレーンで荷物を吊るには、移動式クレーン運転士免許実技教習や玉掛け技能講習
など、公道を走行するための大型特殊免許と作業するための作業免許が必要であることを覚えておきましょう。
大型特殊免許で運転できる車の代表例
実際に大型特殊免許で運転できる車両には、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、普段よく見かける大型特殊車両をご紹介していきます。
ホイールローダー
ホイールローダーは土や砂利を入れたり整地したりするために、フロント部分に大きなバケットが付いているタイプの車両です。建設現場でよく見かけます。
フォークリフト
フォークリフトは物流センターなどで荷物を運ぶ際、効率的に搬入・搬出をするために2本のツメでパレットごと商品を移動する車両です。サイズによっては、小型特殊免許で乗れるものもあります。
ラフタークレーン
ラフタークレーンとは、クレーン車の一種です。建設現場の未舗装地でも作業できるように設計されています。
代表的な3種の特殊車両をご紹介しましたが、他にも除雪車やロードスイーパーなど道路敷設に使用する車両なども大型特殊免許の範囲です。
大型特殊免許を取得するまでの流れや費用の目安は?
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ここからは、大型特殊免許を取得するための流れや費用などをご紹介します。なお、すでに普通自動車免許を取得済みという前提で説明します。
大型特殊免許の取得に必要な条件
大型特殊免許を取得するためには、以下のような条件があります。
・満18歳以上であること
・視力は両眼0.7以上・片眼0.3以上。または片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が150度以上で、視力が0.7以上であること
・赤・青・黄の色彩の識別ができること
・10mの距離で90dBの警音器の音が聞こえること(補聴器により補われた聴力も含む)
・自動車の運転に支障を及ぼす恐れのある四肢、または体幹の障害がないこと。または、補助手段を講ずることにより運転に支障を及ぼす恐れがないと認められる状態であること
大型特殊免許取得までの流れと期間
大型特殊免許を取得するには、大きく分けて3種類の取得方法があります。ここでは、取得までの流れと期間などについてお話します。
・教習所で取得する場合
教習所で大型特殊免許を取得する場合は、学科教習は免除され、6時限の技能講習のみです。教習所での教習期間は3ヵ月です。最短で検定まで含め4日間で取得できます。
・一発試験で取得する場合
一発試験取得というのは、文字通り管轄する運転免許試験センターで免許試験を受けることをいいます。いきなり大型特殊車を運転することになるので、実際には一発で取得するのは難しいでしょう。何度か試験を受けて取得することを目指すのが現実的です。
・合宿免許で取得する場合
合宿免許というのは、基本的には教習所での取得と同じですが、合宿を行い日程を絞って教習を行うため、短期間で免許証を取得できるという特徴があります。
大型特殊免許取得にかかる費用の目安
教習所や一発試験などで取得する場合は、いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
・教習所での取得
教習所で大型特殊免許を取得する場合、教習所によって費用は異なりますが、およそ7〜13万円の費用が相場となります(普通免許保持者)。
・一発試験取得
一発試験で運転免許を取得する場合に必要な受験費用は、受験料2,600円+試験車使用料1,450円+免許証交付料2,050円=6,100円。一発試験は、合格するまで免許証交付料以外が毎回かかります。
・合宿取得
合宿取得にかかる費用も開催している教習所によって異なりますが、7〜10万円くらいが相場となるでしょう。
まとめ
大型特殊免許で運転できる車は、ホイールローダー、クレーン車、ブルドーザーなどがあります。一般的には公道を運転するための免許ではありますが、作業現場などで使う場合は作業免許(講習)が別途必要になってくるので注意が必要です。
また、免許取得の方法は教習所、一発試験、合宿などがあり、それぞれ期間や費用が異なるので、自分に合った取得方法を選ぶようにしましょう。
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June 19, 2020 at 03:30PM
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