
捜査関係者によりますと、夫は頭から袋をかぶった状態でした。
死因はいずれも窒息死で、現場の状況などから夫が妻の首を絞めた後、みずから命を絶ったとみられるということです。
関係者によりますと、夫はかつて地元の工務店に勤める職人で、8月に開かれる地元の祭りでは毎年、やぐらを組み立てる作業を手伝うなど、周囲に頼られる存在でした。
しかし、6年前に息子ががんで亡くなってから妻の認知症などの症状が悪化し、夫は工務店を退職して妻を1人で介護するようになったということです。
妻は病院には通っていたものの、介護サービスなどは利用しておらず、捜査関係者によりますと、自宅に残された遺書のようなメモには「とてもつらい6年間でした」などと書かれていたということです。
夫婦はふだん、近所づきあいがほとんどなかったといいます。
地元では老人会の活動が盛んで、およそ120人が参加していますが、夫婦が顔を出すことはなかったということです。
老人会では1人暮らしのお年寄りの見守り活動を行っていて、毎月、自宅を訪問して安否を確認していますが、夫婦2人暮らしは対象になっていませんでした。
老人会の会長を務める男性は「老人会に入ってくれていれば悩みの相談にも乗ることができたと思うと残念です」と話していました。
また、高齢者の相談に応じている町田市の地域包括支援センターでは、数年前に相談員が自宅を訪れ、利用できるサービスを紹介するチラシを夫に手渡していました。
しかし、連絡がないことから支援が必要な家庭という認識がなく、その後、訪問することはなかったということです。
さらに、地元の民生委員も「支援の依頼を一度も受けたことがなく、接点は全くなかった」としています。
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December 08, 2020 at 04:53PM
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夫婦や親子が一緒に命を絶つケース相次ぐ 10月以降だけで36人 - NHK NEWS WEB
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